10代から趣味でゆる〜くヨガをやってきた私ですが、
ふと、「趣味」と「自己成長」を一つに結びつけられたらいいなと思い30歳の節目でついにRYT200を取得。
夢はおっきくということで、
「自分のジムやヨガスタジオを開設したい!」と今度はパーソナルトレーナーの勉強中。
仕事をしながら何か新しいことにチャレンジしたいという人へ、
私の体験が少しでもお役に立てればいいなと思いこの記事を書いてます。
この記事で伝えていこと、
・仕事と趣味の両立のための時間管理と優先順位付けのテクニック。
・RYT200(ヨガ指導者資格)取得のための具体的なステップとプロセス。
・忙しい日常の中でもヨガの学習と実践を続けるためのコツ。
・RYT200取得プログラムを選ぶ際の重要な考慮事項。
RYT200とは?ヨガ指導者資格の基本情報
ヨガを深めたい、指導者としての一歩を踏み出したいと考えている人なら、
RYT200という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
そもそも、RYT200とはどんな資格なの?
本当に必要なの?
興味はあるけど取得するのは難しそう。
仕事する以外ほとんど、筋トレか寝ている私でも取得できた、秘訣をお伝えしていきます。
RYT200資格の概要と取得のメリット
RYT200(Registered Yoga Teacher 200)とは、全米ヨガアライアンスによって認定された200時間のヨガ指導者トレーニングプログラムを修了したことを示す資格です。
全米ヨガアライアンスとは、1990年代にアメリカで設立された団体で、ヨガスクールや講師の基準を設定した団体。
世界中の人達が、ヨガを高品質かつ安全に行い、公平な教育を受けられることを目指している団体です。
ヨガインストラクターの資格の中で、最も広く認知されているのがこのRYT200です。
ヨガインストラクターを目指している人がまず初めに取得する王道の資格とも言えます。
全世界の約80カ国以上で知られており、
国際的なヨガコミュニティでの活躍を夢見るヨガインストラクターにとっては、世界で通用するヨガインストラクター資格となります。
RYT200は本当に必要?
資格取得するときに私なりに色々調べていくと、
RYT200は本当に必要なのかな?
とはじめの頃は思っていました。
結果的に取得してよかった!
そしてインストラクターを目指している方には資格取得をおすすめします。
資格の必要性
資格がなくてもヨガを教えることは可能です。
RYT200は国家資格ではないので資格は必須ではありません。
資格を持っていなくても素晴らしいインストラクターは沢山います。
生徒もRYT200をもっているから、素晴らしいインストラクターと評価することもありません。
資格取得をおすすめする理由
では、なぜ資格取得をおすすめするか。
それは、
RYT200は指導者に対する信頼性を高め、
より多くの生徒やヨガスタジオから認められることを意味します。
また、安全で効果的なヨガクラスを提供するための知識と技術を身につけることができます。
指導における深い知識の必要性
ヨガを教えることを考えたとき、ただ単にポーズを指導するだけでは不十分です。
実際には、安全かつ効果的に指導するためには、
体の構造、ポーズの意図、そしてクラスの流れを深く理解していなければなりません。
スタジオ所属とオーディション
インストラクターとしてのデビューするには、
スタジオに所属するかフリーランスかを選ぶかと思います。
ヨガスタジオに所属する時には、
面接と実技の「オーディション」が待ち受けています。
履歴書だけでなく、実際にクラスを運営できる能力が求められるため、
RYT200のような資格は、安全なヨガ指導ができるという強力な証明となります。
スタジオによっては、この資格を持つことを採用の重要な基準としている場合もあります。
RYT200はどうやって取れるの?
では、実際に私がどのように資格を取得したか、
スクール選びから実際にかかった費用などを紹介していきます。
資格取得までの流れ、種類
ヨガアライアンスが発行する資格は全6種類あり、目的や現在のレベルにあわせて選ぶのがおすすめです。認定資格の詳細をご紹介します。
資格取得の流れはスクールによって違いますが、ヨガ初心者やヨガ経験の浅い方が受ける資格としてはRYT200がお勧めです。
ヨガアライアンス認定資格の概要
- RYT200(登録ヨガ教師200時間)
ヨガの基礎を学びたい初心者や経験が浅い方に最適な入門資格です。
ヨガの哲学、アサナ(ポーズ)、プラナヤマ(呼吸法)などの基本を網羅しています。
- RYT500(登録ヨガ教師500時間)
より高度な知識と技術を学びたい、一定の指導経験を持つヨガインストラクター向け。
最低100時間の指導経験が必要となります。
- E-RYT200(経験豊富な登録ヨガ教師200時間)
RYT200の資格を持ち、さらに一定期間の指導経験を積んだインストラクターが対象。指導スキルをさらに磨くことができます。 - E-RYT500(経験豊富な登録ヨガ教師500時間)
RYT500の資格を持つ上級インストラクターで、より多くの指導経験を持つ者が対象。専門知識と経験を活かしてさらに学びを深めます。
- RCYT(登録ヨガ子供教師)
子供向けヨガの指導に特化した資格。子供たちの心と体の発達に合わせたヨガの指導法を学びます。 - RPYT(登録ヨガ妊婦教師)
妊娠中の女性を対象としたヨガの指導に特化。妊娠中の体調変化に配慮した安全なヨガの実践法を習得します。
資格取得の流れ
資格取得方法は3つ。
各資格取得方法にはそれぞれメリットとデメリットがあるので、自分の生活スタイルや目標に最も合った方法を選ぶことをおすすめします。
スクールに通う
実際にスクールに通うことで、
経験豊かな講師から直接学び、同じ目標を持つ仲間たちと共に成長していくことができます。
実践的な指導法、
アサナ(ポーズ)のアライメント、ヨガの哲学など、
対面での指導により深い理解を得ることが可能です。
オンラインで取得
近年、特に人気を集めているのがオンラインでの資格取得です。
価格もお手頃で忙しい人にとっては、非常におすすめ。
オンラインプログラムは、自宅や好きな場所で学びながら資格を取得できるため、
柔軟な学習スケジュールを組むことが可能です。
多くのオンラインコースでは、
ビデオレクチャー、ライブセッション、インタラクティブなディスカッションを通じて、
対面のスクールに通うのと同様の内容を学ぶことができます。
ただし、オンラインでの学習は自己管理能力が求められるため、計画的に取り組む必要があります。
留学
ヨガの本場であるインドやバリ島など、海外で学ぶことを選ぶ人もいます。
留学は、ヨガを学ぶだけでなく、その文化や哲学を深く理解する絶好の機会です。
また、異文化交流の中でヨガに対する新たな視点を得ることができます。
海外でのトレーニングは、集中的なプログラムが多く、数週間から数ヶ月にわたって、ヨガに没頭することが可能です。
価格が高い(宿泊費+現地での生活費+渡航費)
スクールと受講スタイルを決める
私の場合は、資格取得当時の仕事がシフト制と不規則だったため、完全オンラインを選びました。
オンラインを受講して感じたことは、スクール選びを失敗しなければ資格取得はオンラインでも十分。ということ。
一番重要なアーサナの解説やレッスンプログラムを組み立て模擬レッスンを実演するなどは週1回のLiveレッスンでスクールの先生と他の生徒さんたちとオンラインで受けていました。
その場で先生からフィードバックやアドバイス、他の生徒さんたちの声も聞けたので
オンラインでも十分に学ぶことができました。
復習や解剖学などは隙間時間に何度も授業を受けられるので、
学んですぐに忘れてしまう私に最適なコースでした。
資格取得後のワークショップへの参加も可能ですし、卒業後のフォローアップの内容も充実してました。
ただ、資格取得期間を4ヶ月と最短コースを選んでしまったので、この期間の休みはほRYTの勉強をしていました。
時間をかけて学ぶこともできるので、ここは焦らなくてもよかったなとつくづく思いました。
実際に受講したスクールYMC メディカルトレーナーズスクール
スクール選びのポイント
RYT200は4つのカテゴリーを学ぶように決められています。
時間数も決まっていますが、受講スタイルや使用する教科書などはスクールによって違いがあります。
ヨガのスタイルも教え方も違うので各スクールが事前に行なっている説明会に参加して自分にあったスクールを選ぶのがおすすめです。
テクニック、トレーニング、プラクティス(練習) | ・ポーズ ・呼吸法と微細な体 ・瞑想 | 75時間 |
解剖学・生理学 | ・解剖学 ・生理学 ・生体力学 | 30時間 |
ヨガ人文学 | ・歴史 ・哲学 ・倫理 | 30時間 |
プロのヨガインストラクターとして必要な事 | ・指導方法論 ・指導者のプロとしての成長 ・実習(指導練習) | 50時間 |
*上記4つのカテゴリに自由に割振加算できる時間 | 自主練習など | 15時間 |
動画学習 | ・テクニック、トレーニング、プラクティス(練習) ・解剖学・生理学 ・ヨガ人文学 ・アーサナ解説 | 118時間 |
Liveレッスン受講 97時間 | ・テクニック、トレーニング、プラクティス(練習) ・プロのヨガインストラクターとして必要な事 ・模擬レッスン ・テスト | 97時間 |
ヨガレッスン受講 (オンライン/スタジオ) | ・オンラインレッスンやスタジオでレッスンを受講 | 30時間 |
200時間は想像以上に長い時間でした。
こんなに勉強したのは学生以来で、ヨガレッスンの時間は息抜き時間でした。
実際に資格が取れと時は達成感でいっぱいでした!
スクール選びのポイントと注意点
実際に私がスクールを選んだ時のポイント
そのスクールが認定資格かどうか
スクールが全米ヨガアライアンスやその他の信頼できる組織によって認定されているか確認しましょう。
認定スクールで学ぶことで、国際的に認められた資格を取得できます。
カリキュラムの違いを徹底的に調べる
提供されているカリキュラムが学習目標と一致しているか、
また、興味のある特定のヨガスタイルやテーマを学べるかを確認しましょう。
スクールによって学ぶヨガスタイルが違うので注意しましょう。
講師の経験と資格
講師の資格、経験、教えるスタイルを調べ、
そのスクールから学ぶことが自分の成長につながると感じるかを検討しましょう。
クラスサイズ
クラスのサイズが小さいほど、講師からの個別の指導やフィードバックを受けやすくなります。
スケジュールと学ぶスタイル
スタジオ通学のみや、それ以外に学ぶスタイルが多様なスクールとがあります。
例えば、
短期集中コース、オンラインコースなど、オンライン+通学、ヨガ留学
など取得できるパターンがさまざまあります。
スクールが大きければ選べるスタイルが増えますが、そのぶん生徒さんも多いので少人数ではない可能性があります。
それぞれにメリットデメリットがあるので自分のスタイルに一番合うものを選ぶのがポイントです。
コスト
スクールの費用だけでなく、追加で必要になるかもしれない教材費や宿泊費など、全体のコストを把握しておくことが重要です。
それぞれのおおよその価格
通学プログラム | 約20万円から 40万円 | 通学プログラムの費用は、スクールの立地や提供されるサービス(宿泊や食事の有無など)によって大きく異なります。 東京や大阪などの大都市圏では、費用が高くなる傾向があります。 |
オンラインプログラム | 約15万円から 30万円 | オンラインプログラムは対面式のプログラムに比べて一般的に費用が低めです。 しかし、質の高い指導を受けることができるプログラムも多く、自宅で学べる便利さがあります。 |
留学プログラム | 約30万円から 100万円(留学先によって大きく異なる) | 留学プログラムの費用には、トレーニング費用の他に、航空券、宿泊費、現地での生活費などが含まれます。 特にインドやバリ島など、ヨガの本場で学ぶプログラムは人気がありますが、トータルでのコストは高くなる傾向があります。 |
コースに通っている間や卒業後のフォローアップ
RYT200を終了した後に、どのようなフォローアップがあるのかも大切なポイント。
時間と費用をかけて学んだのに、取得したはじめの頃は就職がなかなかできない。
など取得後も悩みがつきません。
スクールによってはそのまま、そのスクールでインストラクターデビューできるとこや就職先を紹介してくれる制度など整っているとこもあります。
もちろんフリーランスを目指している人向けの開業方法を学べるところもあります。
また、インストラクターになってからがさらに大変。
学ばなければいけないことがたくさん。
スクールによってはコースの復習ができる勉強会や新たな学びができる勉強会をしているスクールもあります。(有料のところも無料のところもあります)
卒業したら、おしまい!
ではなく、ヨガインストラクターとしてデビューした後も学びは続きますのでしっかりとしたフォロー体制が整っているスクールを選ぶのがポイントです。
注意点
・詳細な契約条件を確認する
登録前に、返金ポリシー、キャンセル条件など、契約の詳細をよく読み、理解しておきましょう。
・実践的な経験の機会
単に理論を学ぶだけでなく、実際に教える機会が提供されるかどうかも確認してください。実践的な経験は、インストラクターとしてのスキルを磨く上で不可欠です。
ライフスタイルと1日の流れ
仕事がある日のスケジュールを紹介します。
これが理想でしたがほとんどうまくできなかったですが、
効果的な時間管理の方法と優先順位を決める上でのアドバイスです。
私の場合、仕事はシフト制で始業が朝遅かったので、
朝一のフレッシュの頭に座学を少し勉強をし帰ってきたらオンラインで寝る前のヨガレッスンを受けてたり。
逆に朝にレッスンを入れたりと自由に隙間時間に少しづづレッスンを受け座学の動画授業を見ていました。
自分のスタイルで組み合わせられ、柔軟にスケジュール管理ができました。
資格取得後の変化
正直私はまだインストラクターデビューはしていませんが、
自分の夢に向かって確実に一歩踏み出せました。
思いきって、時間と費用をかけてよかったと思っています。
ヨガだけの知識ではなく、解剖学など人体について学ぶことができるのでヨガインストラクターという道だけではなく、パーソナルトレーナーを目指す私としての基本的な体の知識も学ぶことができ少し自信がつきました。
一緒に学んだ生徒さんの中にも、インストラクターを目指しているわけではないけど自分のために学んでいる人もいます。
必ずしも資格を取得したからといってインストラクターになるとは限りません。
一つの自分の知識と自信をつけるためにも資格を取得できてよかったなと思いました。
まとめ
私の人生の中でこんなに長く続いていた唯一の趣味がヨガでした。
こんなに長くやっているなら、もっと知識をつけていつか役に立てばいいなと思いRYT200を取得しました。
同じオンラインで学ぶ生徒さんの中には、ヨガをすることも初めてという方もいましたし、
私の母親と同じくらいの生徒さんもいらっしゃいました。
ヨガは経験や年齢に関わらず楽しく続けられるフィットネスです。
これを読んでくださる、
これから何か新しいことにチャレンジしたい。
インストラクターを目指していきたい。
という人の少しでもお役に立てたらいいなと思ってます!
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