30代を迎えて、こんな変化を感じていませんか?
- 体力が落ちやすくなった
- 疲れやすくなった
- 体型が崩れやすくなった
- 代謝が落ちた
これらの変化は、
女性ホルモンの減少や生活習慣の変化などが原因と考えられます。
でも、大丈夫!
筋トレを始めれば、これらの悩みを解消し、体力向上や体型維持だけでなく、
以下のような嬉しい効果も期待できます。
- 基礎代謝アップ
- ストレス解消
- 美肌効果
- 骨粗しょう症予防
- 更年期障害の予防
筋トレというと、ハードなイメージがあるかもしれません。
しかし、女性の場合は男性と比べて筋肉量が少ないため、
無理なく始められるんです。
まずは、自宅でできる簡単な筋トレから始めてみませんか?
トレーニングを始める前に、以下の点に注意しましょう。
- 自分の体力に合った運動を選ぶ
- 無理のない範囲で行う
- こまめに水分補給をする
- 栄養バランスの良い食事を心がける
筋トレの基本知識
筋トレは、筋肉量を増やすだけでなく、健康的な生活を送るために必要な要素です。
特に、30代、40代の女性にとって、筋トレは体型維持や健康増進に効果的です。
ここでは、筋トレの基本知識と、女性の健康に与える影響についてご紹介します。
筋トレが女性の健康に与える影響
筋肉量が増えると、基礎代謝もアップします。
基礎代謝とは、何もしていない状態でも消費されるエネルギー量のことで、基礎代謝が上がると、同じ食事量でも太りにくくなります。
脂肪燃焼効果の期待。
筋肉量が増えると、脂肪燃焼に必要な酵素の分泌が活発になり、効率的に脂肪を燃焼することができます。
骨は、筋肉によって支えられています。
筋トレをすることで、骨密度を高め、骨粗鬆症を予防することができます。
血行促進効果の期待。血行が促進されると、冷え性や便秘の改善にも効果的です。
体の歪みを矯正し、正しい姿勢を維持することができます。
ストレスホルモンを減少させ、セロトニンなどの幸福感をもたらす神経伝達物質を増加させる効果があります。
筋トレの種類とその効果
自重トレーニングは、自分の体重を利用した筋トレです。特別な器具を使わなくてもできるので、手軽に始められます。
効果: 全身運動、筋力増強、基礎代謝アップ
マシンを使った筋トレは、自重トレーニングよりも負荷を調整しやすいのが特徴です。
効果: 筋肉量アップ、筋力増強、体型改善
有酸素運動は、脂肪燃焼効果が期待できます。
筋トレと組み合わせて行うことで、より効果的にダイエットすることができます。
効果: 脂肪燃焼、心肺機能向上、体力増強
30代女性のための筋トレプログラム
実際に筋トレを始めよと思っても、何から始めればいいの?
ジムに行くのも、初めてだからハードルが高い。
そんなことを思っている方も多いのではないでしょうか?
そんなときは、隙間時間を使って自宅で手軽にできる「宅トレ」がおすすめです。
実は、自宅で筋トレするのもいい選択肢です。
自宅でできる基本的な筋トレエクササイズをいくつか紹介します。
自宅でできる基本的な筋トレエクササイズ
ウィーミングアップ
上半身
〜肩甲骨回し〜
- ストレッチバンド(スポーツタオルでもOK)を肩幅より少し広めに持つ。
- 左右に少し引っ張りながら腕を前・後ろに回していく。
- 10回〜15回×1セット
下半身
〜クラブウォーク〜
- エクササイズバンドを膝の上あたりにかけ、両足を肩幅に開いて立つ。膝を曲げて腰を落とし、両手は胸の前で組む。背すじは伸ばす。
- 腰を落とした姿勢のまま横歩き。足幅が肩幅より狭くならないように注意。
- 左に4歩、右に4歩を2セット。
*踵から着地することを意識するとより、お尻・ハムストリングに収縮がかかる
ウォーミングアップだけでもじんわり汗が出てきますよ!
筋トレ
床の上で直接運動すると腰などを痛める恐れがあるので、
ヨガマットなどを敷いて実践してください。
スクワット
下半身全体を鍛えることができるエクササイズ
【やり方】
- 足を肩幅程度に開いて立ちます。
- つま先を少し外側に向けます。
- ゆっくりと腰を落とします。
- 太ももが床と平行になるまで腰を落としたら、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
ヒップリフト
大臀筋(お尻の筋肉)を鍛えることができるエクササイズ
【やり方】
- マットの上に背中を下にして横になります。
- 膝を曲げて、足を肩幅ほどに開き、平らに床につけます。
- 腕は体の横に置き、掌は下向きにします。息を吸いながら、腰とお尻の筋肉を使って、腰をゆっくりと床から持ち上げます。
- 肩から膝までが一直線になるまで腰を持ち上げます。
*このとき、膝は直角を保つように心がけます。 - 最上部で1~2秒間ポーズを取り、お尻の筋肉にしっかりと力を入れます。
- 息を吐きながら、ゆっくりと元の位置に戻します
*腰を過度に反らせないように注意してください。腰痛の原因になる可能性があります。
*腹筋を意識して、腰が床から離れるときに腹部が安定していることを確認してください。
プランク
体幹を鍛えることができるエクササイズ
*軽減法:膝を床につく
【やり方】
- うつ伏せになり、肘とつま先で体を支えます。
- 背筋をまっすぐに伸ばします。
- 30秒〜1分間キープします。
腹筋
腹筋を鍛えることができるエクササイズ
【やり方】
- 仰向けに寝転がり、膝を曲げます。
- 手を頭の後ろに添えます。
- ゆっくりと上体を起こします。
- 肘が膝に近づくまで上体を起こしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
*状態を起こす時に息を吐く。戻すときに息を吸う。
*慣れてきたら、更に負荷をかけてみましょう!
背中と坐骨の間に高さをつけることで、更に負荷がかかります。(クッションのような物でOK)
エクササイズの頻度と持続時間
筋トレの頻度と持続時間は、体力や目的に合わせて調整してください。
- 初心者
週に2〜3回
1回30分〜45分
- 中級者
週に3〜4回
1回45分〜1時間
栄養と筋トレ
筋トレを効果的に行うためには、適切な栄養摂取が不可欠です。
特に、30代女性は、ホルモンバランスの変化やライフスタイルの変化の影響を受けやすく、
このため、栄養不足になりやすい年代と言えます。
したがって、筋トレをサポートする食事の基本を理解することが重要です。
さらに、筋肉回復を助ける栄養素には、
タンパク質、ビタミン、ミネラルなどがあり、これらは筋肉の成長と修復に欠かせません。
その上、適切なタイミングでこれらの栄養素を摂取することが、トレーニングの効果を最大化します。
最後に、これらの知識を踏まえた上で、
30代女性の筋トレをサポートするおすすめの食事計画を紹介します。
筋トレをサポートする食事の基本
30代以降になると、基礎代謝の低下やホルモンバランスの変化によって、
筋肉量を維持するのが難しくなります。
筋トレと合わせて適切な栄養摂取を行うことで、
効率的に筋肉を鍛え、健康的な体づくりを目指しましょう。
タンパク質を積極的に摂取する
筋肉の材料となるタンパク質は、筋トレ後の筋肉修復や成長に不可欠です。
体重1kgあたり1.5~2gのタンパク質を摂取することを目標にしましょう。
糖質を適量摂取する
筋トレのエネルギー源となる糖質は、
トレーニング前に摂取することでパフォーマンス向上に役立ちます。
おすすめの糖質
玄米・全粒粉パン・サツマイモ・バナナ
脂質もバランスよく摂取する
脂質は、エネルギー源やホルモンの生成に役立ちます。
おすすめの脂質
青魚・ナッツ・オリーブオイル
ビタミンやミネラルも忘れずに
筋肉の代謝や体の調子を整えるためにとても大切な要素です。
ビタミンやミネラルを豊富に含む食品
野菜・果物・きのこ海藻
*ビタミンやミネラルの摂取は全て食事から摂ろうとするのはとっても大変。
そんなとは、サプリメントから摂取するのもおすすめ!
サプリメントについてはこちらを参照にして見てください!
水分補給をこまめに行う
水分不足は、パフォーマンスの低下や体調不良の原因となります。
筋トレ前後だけでなく、日頃からこまめに水分補給を行いましょう。
まとめ
30代の女性にとって筋トレを継続することはなかな難しいかもしれません。
しかし、筋トレを継続することで、健康、美容、そして精神的なゆとりが生まれてきます。
30代で筋トレを始めることは、年齢と共に訪れる身体的な変化に積極的に対処し、
より活力ある生活を送るための第一歩です。
さらに、自宅で簡単に実践できる運動を取り入れることで、日常生活に無理なくフィットネスを組み込むことが可能です。
その結果、筋トレはただ体を鍛えるだけではなく、自信を高め、ストレスを軽減し、全体的な生活の質を向上させる効果があります。
したがって、30代の今から筋トレを始め、健康的で充実した毎日を手に入れることをおすすめします。
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